これから書く内容は、おそらく昭和生まれの人にしかわかってもらえない気がします。それどころか、昭和生まれでも知らない人の方が多いんじゃないかと不安に思っています。それでも思いきって書いてみます。
僕が小学生の頃、昼休みや放課後に爆発的に流行った球技がありました。
その名は「てんか」です。 「天下」かもしれないし「テンカ」かもしれません。やっているときは、その球技名について、なんの疑問も抱いていませんでした。とにかく男の子はみんなやってました。それこそ、サッカーや野球よりも流行っていました。
「てんか」の基本ルール
以下、覚えているかぎり「てんか」の基本ルールを書いていきます。
1対1で戦う二人用の球技
お互いに10メートルくらい離れて向き合い足を開いて立ち、両手で持ったゴムボールを股間のあたりからアンダースローで相手に向けて投げます。相手の投げたボールをキャッチできたら、同じ投法で投げ返します。基本的にはこのラリーを続けます。
キャッチの仕方で有利になる
相手のボールをキャッチする方法によって、そのあとの展開を有利に進めることができます。
クロスキャッチ
相手のボールを両手をクロスした状態でキャッチできたら、「て・ん・か」と言いながら3歩前に進んだ位置から投げることができます。
片手キャッチ
相手のボールを片手でキャッチ(サッカーのパスを胸でトラップするようなイメージ)すると、片手でオーバースローで投げることができます。わりと必殺技あつかいでした。
勝敗について
正直、まったく覚えていません。
先に何点取れば勝ちだったのか、投げたボールが相手から大きく逸れたらどうなるのかも、記憶にありません。
さらに、クロスキャッチをして3歩前に進んでから投げたボールを相手がキャッチしたら、むしろ今度は自分が不利なんじゃないかと思いますが、そのあたりのことも覚えていません。
それでも、とにかくこの球技に夢中だった記憶だけはあります。
みなさんにお願い
この、かすかに記憶にはあるんだけどルールがほぼすべて謎の球技、みなさんはご存知でしょうか。
ちなみに僕がこの遊びをしていたのは、埼玉県でした。
なにか情報をお持ちの方がいたら、ぜひコメントをくださいますよう、お願いします。
コメント
私が小学生の頃にやってたのは
ゴムボールではなく普通のサッカーボールくらいの固さのボール
片手で取れたら普通に投げれる
腕をクロスしてキャッチて3歩助走付けれる
両手の指先だけで(掌が付かないように)取ればスローイング見たいな感じで投げれる
取る側が取れなかったり、足を動かしたら負け
投げる側は足を動かさないと取れない位置に投げたら負け
そんな感じでやってた気がする
埼玉の北部の人間です。
自分が子供の頃は天下ではなく、
てってん、または、ててん
という名前でやってました!
ふいに「テンカ」を思い出して検索したらここに(笑)懐かしいです。
北海道です。私現在34歳、小学生の時にやってました。
私の時は複数人5~10人とかで最後の1人になるまでの勝負でした。
ボールは手のひらサイズのゴムボールでした。
テンカの掛け声と3歩のルールは一緒です。
偶然見かけたので書いていきます。
東京港区ですが「あかだま」と呼んでいました。
クロスで取ったら3歩前に出て投げて、その後元の位置に戻ってました。
片手で取ったら片手で投げれます。
複数人でやる時は横に並んで片足を付けて遊びます。
どちらかが球を落としてアウトになったら後ろにまわり、前衛が球をうまく後ろに弾いて後衛がそれをキャッチできたら前衛に復活できます。
味方全員がアウトになったら負けでした。
てんか、と呼ぶのは知りませんでした。
福島県です。
今から大体34年くらい前、まったく同じゲームをやってました。
当時は「てんが」と呼んでいたので、語源は「天下」かもしれないですね。
あとこのゲームで「てんじょう」というワードも記憶にあるのでなんか理由がありそうですが分かりません。
そう考えると不思議な流行でしたよね。
2007年産まれ、岡山県南部の中学生ですが、小学生の頃は休み時間になったらほぼ必ず「てんか」やってました。ただ、ルールがうちの学校とは全く違いますね…僕がやっていたのは、人数制限は無しで「てーんーか」の掛け声と共にボールを蹴り上げます。ボールをキャッチした人はボールを投げ、当てられた人はその場に座ります。その時に当てた人がまた別の人に当てられれば、最初に当てられた人は復活します。一人で沢山の人を倒さないといけないので、勝つのはかなり難しかったです。歩数は基本的に10歩まででした。いわゆる「地方ルール」で変化したのか、全く別のゲームだったのかは分かりません…
突然ふとこの遊びのことを思い出し、ネットで検索したらこのページに辿り着いたので私がやっていた頃のルールを記しておきます。
今思うと子供の遊びにしてはかなり完成度が高かったなと思います。
■記載者:30代男性 実際にこの遊びをしていたのは20年前
■地域:神奈川県横浜市
■ルール
・基本
①2~6人程度で行い、2組に分かれる。複数人のチームは必ず隣接する人と足を接触させていないといけない。
②じゃんけんで先攻を決め、勝ったほうからボールを相手チームに投げる。
③残機数制で、一人2~3のライフポイントを持つ(中休みはローテを早くするため1機で行うこともある)
④次の行為を行うと残機が減る
a.相手のボールをキャッチしそこねて落としてしまう
b.相手にボールを投げる際、地面にバウンドさせる/明らかにキャッチできない所に投げる/足を動かす/隣接するメンバーの足を離す、を3連続で行う
c.明らかにキャッチできるボールを避けてキャッチしない
⑤自身の残機が0になった場合、まだ残機が残っているチームメイトがいればその後ろに立つ。居なければ相手の勝利。
■投げ方、取り方
①下投げ:胸より下に来たボールをキャッチした場合の投げ方。このページの記載と同一。②のじゃんけん後はこの投げ方から始まる。
②上投げ:胸より上に来たボールをキャッチした場合の投げ方。サッカーで言うスローインに近い。
③斜め投げ:顔の横などに来たボールをキャッチした場合の投げ方。両手でオーバースローのように投げる※出身小学校によってはこの投げ方を認めず上投げ扱いとなる場合もあった。
④片手投げ:片手でボールをキャッチした場合の投げ方。このページの記載と全く同一。
⑤クロス:このページのクロスキャッチと全く同一。ただし、出身小学校によっては前進後の投げ方が下投げに限定される場合もあった。なお、クロスを解いて放り上げたボールをキャッチする行為を失敗した場合は3歩ボーナス剥奪の上残機が1減るというペナルティもあった。
⑥二人投げ:チーム戦のなかで他メンバーと同時にボールをキャッチしてしまった場合の投げ方。上下の概念はなく、キャッチした位置から相手に投げる。
■特殊ルール
①残機数融通:チーム戦で残機0になったメンバーが居る状態で、残機数が2以上あるメンバーが居る場合、その残機を0になったメンバーに分け与えることができる。(おそらく当時大流行していた任天堂ス○ッシュブラザーズの影響?)
②生き返り:特定のアクションをすれば残機0になったメンバーを復活させることができる
a.完全復活:残機があるメンバーが1回トスしたボールを後ろの残機0のメンバーがキャッチすることで成立する。
b.不完全復活:残機があるメンバーが1度もボールに触れず、後ろの残機0のメンバーがキャッチすることで成立する。この場合、残機0のメンバーが仮復活をし、下投げで1回相手にボールを投げる。そのボールを相手がキャッチできなければ復活できる。※この際、相手側の残機は減少せず、キャッチミスをした相手からゲームが再開する。
③二枚抜き:チーム戦で相手の足を狙うなどして複数人にボールを当て、かつキャッチミスさせた場合、ボールに触れた全員の残機が減少する。極稀に三枚抜きも発生する。
■その他
自分の母校では「てんか」という名称だったが、中学に上がったところ他校では「ばくだん」もしくは「いもほり」とも呼ばれていると判明した。
天下ってうちの小学校特有の遊びなんだっけ、と思って検索したら辿りつきました。ガッチャマンの替え歌「地球は一つ、割れたら二つ」のような、各地でバリエーションがありそうですね。
僕らがやってたルール:
東京都目黒区第四日野小学校、1979〜80頃
(小3〜4)
親一人、子たちは列をなす。投げ方、受け方は同じ。片手のみしか使ってはいけない。
一対一で、落とすまで投げ合う。親が勝てば親継続、子が勝てば親になり、負けた親は子の一番後ろに。
大体5〜6人でやってた。多い時は二列に分かれてた。
両手ルールや三歩ルールはなかったですね。ひたすら上手い奴がゲームをやり続けられる、理不尽ルールだったんだなあ。
休み時間、たった10分でもこのためにグランドに行ってたな。