嫉妬しない方法はありません。嫉妬と上手に付き合う方法とは?

突然ですが、あなたは誰かに対して嫉妬心を抱いた事はありますか?
まあ、この記事を読んでくれているくらいですから、何度かあるんでしょうね。

好きな人が他の人と仲良くしている
恋人を奪われた
同僚が先に昇進した

よくあるパターンだと、こんなときに人は嫉妬するかと思います。
この嫉妬心ですが、人間なら誰でも当たり前のように抱く感情です。
ただし、この嫉妬心を上手にコントロールできるかどうかで、あなたの人生の振れ幅は大きく上下に変化します。
ここでは、嫉妬について解説してみます。

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「嫉妬」とは

「嫉妬」とは具体的にはこういう感情です。

同僚が自分より先に昇進すると、少なからずショックを受けるかと思います。
内心ではその同僚を自分より格下に見ていた場合はとくに顕著に感じます。

憧れていた高価なアクセサリーを友人が簡単に手に入れると、うらやましいと思います。
さらにそれを見せびらかされると(相手にそのつもりがなくても)イライラするでしょう。

羨ましいと思うだけなら、それは嫉妬ではありません。

しかし、「それに対して自分はみじめだ」「なんであの人だけうまくいくんだろう」と考えてしまったら、それは嫉妬です。
嫉妬には少なからず「怒り」の感情も含まれています。

当然、怒っているのは人間にとっていい精神状態ではありません。
嫉妬を続けていてもいい事はひとつもありません。
心だけではなく身体にも悪影響をおよぼします。

嫉妬はクセになる?

嫉妬を繰り返していると、そのうち嫉妬をするのがクセになっていきます。

身近な人の成功を妬むだけではなく、そのうちテレビに出ているような有名人の幸せを見ただけで嫉妬するようになります。
そして、嫉妬しやすい人というのはそのうち、人の不幸を喜ぶようになります。

よくないですね。
本当によくない悪循環です。

あなたの職場にもいませんか?
愚痴ばかり言っているのに、自分では何も努力をしないで周囲にマイナスオーラを漂わせている人。
文句ばかり言って、他人の足を引っぱっているだけの人。

身近な人に嫉妬するだけならまだしも、常に社会に対して不満を抱くようになってしまっては、その先に幸せはありません。

嫉妬はその場に停滞している状態

嫉妬している状態というのは、自分からは何も動こうとしていない状態といえます。

例えば、同僚が自分より先に昇進しました。
それはもう起きてしまった事実です。くつがえる事はありません。

ここで嫉妬しているだけでは、何も事態は改善しません。

嫉妬と付き合う方法

嫉妬しない方法というのは……そんなものはありません(笑)
嫉妬は誰でも抱く感情です。
まずはそれを受け入れましょう。

嫉妬する自分とうまく付き合いましょう。

例えば同僚が先に昇進した場合は

「自分も負けないようにがんばろう」
「格下(だと思っていた)に負けた。すぐに追いつこう」
と、切り替えて考えるだけでだいぶ気が楽になります。
(もちろん行動にも移しましょう!)

恋人を奪われた場合は
「別れた事を後悔するくらいの人物になってやろう」
「他にもいい相手はいくらでもいる」
くらい大きく考えるといいです。

また、そこまでポジティブになれなくても大丈夫です。
「まあいっか」
「しかたないか」
と考えるだけでも嫉妬の鎖から解き放たれます。

いつまでも嫉妬心に縛られているだけではいけません。
時間だけが無益に過ぎてきます。

交際相手への嫉妬

終わってしまった事への嫉妬は、くつがえる事がないのですぐに断ち切れますが、難しいのはいま付き合っている人への嫉妬心です。
これは本当に厄介ですが、嫉妬の根底にある正体を考えれば対処できます。

たとえば、恋人が他の異性と仲良くしているのを見てしまうと嫉妬してしまいますね。

「自分よりあの人の事が好きなんだろうか」
「なんで自分がいるのに他人と仲良くしているのか」

のように考えてしまいますが、その根底にあるのは自信のなさです。
とくに付き合って間もない時期だと敏感になってしまいます。

恋人が社交的な人でよかった。くらいの余裕を持っていたいものです。
逆に、自分が異性ととりとめのない世間話をしているときに恋人に嫉妬されたらちょっと面倒くさいと思ってしまうのではないでしょうか?

異性への嫉妬というのは、とかく自分本位でしか考えられないもので、少しでも相手の立場になって考えられる余裕がほしいところです。
それが無理なのは僕の数少ない恋愛経験からもわかりますが、嫉妬しているだけではいい事はひとつもありません。
むしろマイナス方向に進んでいきます。

恋人にたまに嫉妬されるくらいなら、「かわいいな」で済むし、恋愛のスパイス・アクセントになるかと思います。
しかし何かにつけて嫉妬されていたら、どんどん心は冷めてしまいますし、ストーカー気質を疑われてもしかたありません。

そもそも嫉妬が多すぎるのは、相手を信用していないという事の表れです。
嫉妬をするために恋人と付き合ったのではありませんよね。
そんな状態が続くようなら、すぐに別れる時がきます。

まとめ

嫉妬心というのは厄介な存在ですが、抱かない人はいないあたりまえの感情です。
ただし、嫉妬しているだけでは何の解決にもなりませんし、むしろマイナスです。

嫉妬してばかりで悩んでいる人も多いと思います。

まずは身近な人のちょっとした成功を一緒に喜んでみるところから始めてみましょう。
慣れてくると、嫉妬をうまくコントロールできるようになってきます。

僕もまだまだ上手ではありませんが、嫉妬でその場に停滞したままの時間はグッと少なくなりました。

さて、そろそろ僕にも嫉妬してもらえるような彼女が欲しいですね……。

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