最近、東京の築地エリアにラーメン二郎インスパイア系のお店がオープンしたと聞いて、さっそく行ってみました。
お店の名前は「トンキーメン」です。
このエリアにこういったラーメン屋は今までなかったので、穴場スポットという気がします。
これまで3回ほど行きましたが、行列ができているのを見た事は一度もありません。
トンキーメン外観 その1
二郎インスパイアだと大アピールする看板
トンキーメン外観 その2
メニューは二郎インスパイアにしては少数精鋭派
トンキーメン店内に入ると、右手に券売機があります。
メニューの数は二郎インスパイア店にしては、少数派ではないでしょうか。
券売機
魚介つけめんと、「独特」と銘打っている味噌も気になりますが、二郎インスパイア店なのでノーマルのラーメンを注文します。
今回は、「らーめん豚入り（850円）」です。
ここがもともと何のお店だったのかわかりませんが、店内は広めです。
インパクト大の壁面
壁にはトッピングの解説がデカデカと貼られています。
これは地域的に、チャキチャキの下町系のお客に対応するためだと思われます。
以前に来た時は、築地の市場で働いていると思われる外見をした年輩の男性4人組がいて、トッピングを聞かれたときに意味がわからなかったようで、ひと悶着ありました。
そういう意味では、壁の解説も無駄なのかなあと思います（笑）
ヤサイだけ解説が細かい
テーブル側にあるトッピングの説明も、少しわかりにくい気がします。
トッピング時の違和感
着丼前にトッピングを聞かれたので、ラーメン二郎のように「ニンニクヤサイアブラ」と答えたところ、「ヤサイの量は？」と聞き返されました。
そんな事を聞き返されたのは初めてだったので、卓上の説明をよく見てから「ヤサイは普通で」と言い直しました。
なんというか、二郎らしくない気がします。
逆に、ヤサイ以外には「マシ」や「マシマシ」がないのかという疑問が生まれます。
テンポの悪さを感じました。
いざ着丼！
ラーメン豚入り ニンニクヤサイアブラ（850円）
待つ事10分ほどで着丼です。
二郎っぽい香りが漂います。
別アングル
見た目や香りは、二郎インスパイアとして問題ないと思います。
スープをすくってみます。
非乳化系のスープだがトゲトゲしさはない
見てすぐに、あっこれは非乳化だなとわかるのですが、飲んでみると乳化系のような味がするので困惑します。
最初のひと口は、かなり美味しいです。
天地返しをすると、麺の黄色さが際立ちます。
ゴワゴワでもモチモチでもないけど、なんというか味が濃い。
他の二郎系では食べた事のない味です。
決してマズくはないが、厳密には二郎インスパイアではない。
というのが、正直な感想でしょうか。
ブタではなく、チャーシュー
食べているうちにブタが顔をのぞかせました。
最初は気にならなかったんですが、天地返しをしてから再会すると、どうも疑問が生まれます。
これはブタではなく、チャーシューではないか？
食べてみると普通に美味しいんですが、これはブタではないかなあという気がします。
ただ、ブタを大きくすればいいという考えだと、秋葉原の「らーめん忍者」みたくなってしまうので、このあたりは店主の今後に期待です。
まとめ
築地エリアに突如と出現した「トンキーメン」ですが、僕の中での評価はそれなりに高いです。
ただ、ブタが薄くてチャーシューみたいなのが難点だと思います。
あと、テンポの悪いコールの聞き返しはいただけません。
3回ほど行きましたが味のブレはなかったので、ある程度の味は固まっていると思われます。
上ブレも下ブレもなさそうです。
ラーメン二郎の非乳化系の雄、千住大橋店みたいなスープです。
（こう書くとちょっとほめすぎかもしれないです……）
二郎インスパイアとは言えない気もするが、決してマズくはない。
そして、二郎インスパイアっぽさもある。
今後の伸びしろに期待（特にブタに改善の余地大アリ）。
そんなところでしょうか。
ちょっと上から目線になってしまいました。
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