御徒町の「金魚」というお店の料理とお酒が凄かった!

前から気になっていた御徒町にあるオシャレなたたずまいの「金魚」という居酒屋に行ってみました。
結論からすると、もっと早くから通っておけばよかったなと思う素晴らしいお店でした。

以下、簡単に食レポです。
行ってみたい人の参考になれば。

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お店に入った瞬間に「あ、この店はいいな!」と直感

お店に入った瞬間の雰囲気で、この店はいいなと直感しました。
昭和っぽさを全面に出しつつも古臭くない店内のレイアウト。
経験上、こういうお店は間違いないです。

まずは瓶ビール

どうやらお酒の種類がめちゃくちゃ多いみたいで100種類以上ありますが、まずは飲みたい気分だったので瓶ビールにしました。

ここでビールを持ってきてくれた可愛い女性店員さんが、いきなりコップを床に落としそうになるというアクシデントが発生。
幸いにもトレイの中で転がっただけなので、大惨事は避けられました。


お通しは大根の煮物。
味が染み込んでいるのがよくわかるこの透明感。
それでも歯ごたえはしっかりキープされているのが素晴らしいですね。
これだけでビール1本と戦える気もしましたが、お店に申し訳ないので注文をしていきます。

ちなみにこの日のおすすめ料理は、こんな感じでした。

山うど味噌

おすすめ料理がすべて気になるというのもすごい事ですが、全部注文しても食べられません。
とりあえず、厳選して注文です。

まずは山うど味噌です。

もう最初から優勝の味がしましたね。
普通の味噌だけでなくもろみ味噌もあり、2パターンの味が楽しめます。
シャクシャクで美味しい山うど。
そういえば、山うどって自分で食べようとするとアク抜きが大変なんですよね。
産毛ビッシリは新鮮さの証です。

きつねコロッケ

きつねコロッケとはなんぞや?
おいなりさんのようなコロッケかなあと注文してみました。
来たのがこちら。

外見は予想通りでしたが、肝心の味はどうでしょうか。
なにも考えずにかぶりつきます。

とても優しい味わいです。
サクサクのおあげの衣を噛み破ると、黄身入りの贅沢なポテトサラダ(しかも温かい)にたどり着くという感じです。
この味で400円は最高です。

厚揚げ焼き九条ねぎがけ

次は、厚揚げ焼き九条ねぎがけです。

九条ねぎだけでなく、とろろ昆布もかかっています。
ところで冷奴もそうなんですが、どのくらい醤油をかければいいのかっていつも迷います。
今回は軽く2周かけてみました。
ちゃんぽんにお酢をかける感覚です。

これがかなりアツアツで、最後の一切れまでベストの状態で食べられました。
最初の一切れは、口の中を火傷しそうになりましたが……。

ぬか漬け盛り合わせ

料理の美味しいお店はほぼ例外なく漬け物も美味しいですよね。
ここのぬか漬け盛り合わせも最高でした。

これがまた、焼酎に合う合う。

この日は調子に乗って芋焼酎のロックを5杯注文して全て撮影したんですが、絵面がどれも同じなので区別がつきません。

百合

百合の花の香りがする初めて飲む芋焼酎。
ロックでも美味しかったですが、これはお湯割りにしたら香りが凄い事になるんじゃないかと後で思いました。

不二才

「ぶにせ」と読みます。
芋焼酎なのに栗焼酎のような香りがして、ガツンと飲みごたえがあります。
アルコール度数が高いのかなと思いましたが、調べてみると普通に25度でした。

鶴見

これも初めて飲みます。
芋焼酎というと甘口な印象がありますが、これは辛口です。
後味の余韻よりも飲んだ瞬間に照準を合わせている印象です。

なかむら

この芋焼酎は有名ですね。
そのへんのプレミアム芋焼酎に高いお金を出すくらいなら、なかむらを飲む方がコストパフォーマンス的にはずば抜けて優れています。

坐忘

「ざぼう」と読みます。
これも初めて飲みます。
5杯目に飲んだので怪しいですが、これがこの日飲んだ芋焼酎でいちばん美味しかったです。
香りがとにかく凄いので、これは次に絶対にお湯割りで飲みます。
ちなみに「坐忘」という言葉の意味は「無我の境地」だそうです。

ちょっと話題が横にそれてしまいました。
料理に戻ります。

牛すじ煮込みと煮玉子

もう何を頼んでも余裕で美味しいでしょうが、そろそろお腹が限界です。

煮玉子

牛すじ煮込み

美味しいお店を発見したので、もう少し食べたいと思って注文してしまいました。
まあ、煮玉子や牛すじが不味い店を見た事がありませんが、普通に美味しかったです。

妻有そば

お会計をしようかなと思ったら、可愛い女性店員が各テーブルをまわって、なにかの料理をおすすめしているようなので、待ってみました。
すると、この時間から「妻有(つまり)そば」というおそばを茹でるのでどうですか?
という事だったので、迷わずに注文しました。

あくまでも、純粋に妻有そばが気になったので注文したわけで、可愛い女性店員の笑顔にコロッとやられた訳ではありません!

で、10分くらいしたら出てきたのがこれです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、おそばが若干赤みがかっているのがわかるでしょうか。
可愛い女性店員に聞いてみたところ、へぎそばと同じで海藻を練り込んでいるとの事。
練り込んでいる海藻は、海藻サラダに入っているあの赤い謎の海藻でしょうか。
(調べたところ、「布のり」という海藻だそうです)

食べてみたら、これがまた凄かったです。
喉ごしがよくツルッと胃袋に入ってしまいました。
この滑らかさは、へぎそば以上です。

もともと僕はへぎそばが大好きだったんですが、この瞬間から妻有そば派に転向しました。
こんなに美味しいおそばが存在したんですね。
正直、このおそばは2人前注文してもよかったかなと思いました。

不満点

べた褒めしてるだけだと怪しい業者みたいなので、このお店「金魚」の不満点も書いておきます。
僕個人的には、かなり致命的な不満点もあります。

「金魚」がない!

100種類以上もお酒があるのに!
お店の名前も「金魚」なのに!

どうして「金魚」がないんでしょうか!!

店員さんにも聞いたけど、ないとの事でした。
「金魚」というのは、チューハイにシソの葉と鷹の爪を浮かべたカクテルです。

「金魚 カクテル」の画像検索結果

どうですか? 金魚に見えますよね(笑)

「金魚」さんには「金魚」を導入して欲しいなと思いました。

トイレが和式

男子トイレしか確認していませんが、トイレが和式なのは個人的に大きなマイナスポイントです。
ただ、老舗デパートなんかでもいまだに和式トイレがあったりするので、和式トイレにこだわる理由が何かあるのかもしれません……。
でもお酒を飲んでいる時に和式トイレで大きな方をするのは苦痛でしかないんですよね。

まとめ

僕個人のいちゃもんレベルの不満点はありましたが、この「金魚」というお店は自信を持っておすすめできます。
JR御徒町駅を出てすぐなので、アクセスのしやすさは抜群です。
ただ、ひとりで行くとあまり多くの料理が注文できないので、サシ飲みで行くのがいいかなと思います。
雰囲気がいいので、デートにもおすすめできます。
値段が特に安いという事はありませんが、料理やお酒にサービスの質が、非常に高い次元でバランスが取れています。
ちなみに今回のお会計は、約7000円でした。予算の目安にしてみてください。
(飲みすぎ!)

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