やりたい仕事が見つからない人は、やりたくない仕事や将来なくなりそうな仕事を避ける事から考えよう

世の中には、自分のやりたい仕事が子供の頃からはっきりと決まっている人がいます。
例えばスポーツ選手や漫画家、職人さんなどが、その代表でしょうか。
よく「天職」とも言われますね。

しかし、自分のやりたい仕事が見つからないまま高校生や大学生になってしまう人がほとんどだと思います。
決して恥ずかしい事ではありませんし、当たり前です。

それでも人は、何かの仕事をしなくては生活していく事はできませんね。
ここでは、そんな人が仕事を見つける「アドバイスになるかもしれない」事を考えてみたいと思います。

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やりたい仕事がなくても、やりたくない仕事はあるはず

自分のやりたい仕事が見つからない人でも、絶対にやりたくない仕事というのはすぐに思いつくのではないでしょうか。
例えば、内向的でコミュニケーションを取るのが苦手な人は、営業職にはなりたくないでしょう。
また、パソコンが苦手な人がプログラマーになりたいと思うわけがありません。

そういうように「やりたい仕事」ではなく「やりたくない仕事」をリストアップしていき、「やってもいい仕事」や「やれそうな仕事」を絞り込んでいくのもいい方法だと思います。

とはいっても、世の中にどんな職業があるのか、全てを把握できている人もいないですよね。
どんな職業があるかをイラストをふんだんに使って説明している便利な本もあるので、読んでみるといいです。

将来なくなりそうな仕事は避ける

ほんの少し前までは、どこのデパートのエレベーターにも「エレベーターガール」という女性がいて、お客さんが自分でエレベーターを操作するなんていう事はありませんでした。おぼえている人も多いと思います。

このエレベーターガールという職業、当時小学生の女の子が卒業文集で書く「将来なりたい職業」では、「スチュワーデス(現在はCA)」と並んで大人気でしたが、今では伝統的なデパートにわずかに存在するだけです。
そして、今時の若い女性がエレベーターガールに憧れているという話はまず聞きませんし、もしかしたらエレベーターガールという職業の存在すら知らないかもしれません。

コンピューターやロボットによる自動化で、今までは職人技が要求されるような仕事が無人でもできてしまったり、10人は必要だった場面が1人で済んでしまったり。
そういう仕事は意外と多いものです。

やりたい仕事がなくても、将来なくなりそうな仕事を避ける事はできます。
将来なくなると言われている職種を少し挙げてみましょう。

電車の運転手

すでにモノレールは無人運転が多いです。
電車もじきに無人運転になってしまう可能性は高いと思います。
モノレールの無人運転に不安を覚える人も多いですが、エレベーターが水平移動しているだけだと考えると、不安ではなくなります。
先ほどのエレベーターガールがいなくなった件と同様に、モノレールの運転手もいなくなっています。
電車の運転手がいなくなる可能性は否定できません。

新聞配達員

既にご存知の方も多いと思いますが、新聞を購読している世帯がかなり減っています。
新聞を購読する世帯が減れば当然、新聞配達員の需要も減ります。
さらにドローンで配達という事になったら、新聞配達員自体が必要なくなります。

ガソリンスタンド店員

すでにセルフガソリンスタンドが普及しています。
何かあった時の為に、奥の事務所に店員が待機している事も多いですが、それでもガソリンスタンド店員の数は大幅に減っています。

有料道路の料金所スタッフ

すでにETCが普及しているので、これは誰でもすぐにわかるのではないでしょうか。
今から有料道路の料金所のスタッフになりたいという人はいないでしょうね。

接客業務

大手企業の花形職業の受付も、すでにロボットによってシェアを奪われています。
販売スタッフも、物凄く知識があるわけでもないなら、商品がどこにあるのかを全て把握しているロボットの方が有能かもしれません。
このジャンルのロボットだと、ソフトバンクの「Pepperくん」が有名ですね。

秘書

もしかしたら世の中には、スマホのスケジュール管理アプリに劣る秘書が沢山いるかもしれません。
もちろん秘書の仕事はスケジュール管理だけではありませんが、秘書にスケジュール管理しか求めていない経営者もいます。

倉庫・工場作業員

休憩時間を必要とせずに延々と正確無比な行動ができるロボットは、倉庫や工場での作業にとても向いています。
状況を判断する監督的な役割を担う人間が1人いれば全てが回ってしまうかもしれません。

会計士・税理士

高給取りで有名な、いわゆる「士業」も、いつなくなるかわかりません。
このジャンル、コンピューターが最も得意としています。

スポーツの審判

スポーツにおいての人間の審判は、いわゆる「誤審」が永遠に付きまとう問題です。
これもコンピューターによる自動化が進むと、減っていく職業です。
ただ、相撲の行司のような伝統的な仕事は残るでしょう。

まとめ

やりたい仕事が見つからない人は、こういった逆の視点から考えてみてもいいのではないでしょうか。
ただし社会情勢はすぐに変わります。
将来なくなると思っていた仕事がずっとなくならない可能性もあります。

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