中目黒にある有名な「ばん」という居酒屋に行ってきました。
とても美味しいお店でした。
なんでも「サワー」という言葉を最初に考案したお店だそうです。
軽く紹介しておこうと思います。
サワー発祥の店
本当かどうかわかりませんが、このお店が「サワー」という言葉を生んだそうです。
こういう、いわゆる「元祖」はどこでも問題が起きますが、サワーに関してはどこも異を唱えていないようなので、信憑性はかなり高いと思います。
ちなみに僕は、ドライカレー発祥の店を3軒くらい知っています。
まあ、美味しければどうでもいいですね(笑)
というわけでレモンサワーを注文
郷に入っては郷に従えではありませんが、まずはレモンサワーを注文してみます。
いきなり、ホッピーみたいなスタイルで笑ってしまいました。
ふたつにカットされたレモンと絞り器、焼酎だけが入れられたジョッキ、炭酸水。
つまり、これで「2杯飲め」という事です。
レモンを半分絞って、ハイサワーを半分入れます。
これが、元祖レモンサワーです。
調理場の奥が丸見えでしたが、どうやら「一風」という焼酎を使っているようです。
料理を注文していく
もちろん料理も注文していきます。
このお店の名物は「トンビ豆腐」と「レバカツ」だそうです。
モツ煮込み
まずはモツ煮込みです。
いわゆるモツ煮の名店のフワフワトロトロしたモツ煮ではなく、ナンコツが入っている系ですが、スープはめちゃくちゃ美味しかったです。
トンビ豆腐
これが目当てで来たようなものです。
ちょっと辛いスープにトンビ(豚の尻尾)とクタクタに煮込まれた豆腐が浸かっています。
これは最強に美味しい!
口に入れると即、柔らかい肉と骨が分断されます。
いかにも尻尾だなあという骨は、プッと皿にポイするのが正しいかと。
レモンサワーのおかわり
レモンサワーのおかわりをする時には「なか」とか「なかみ」と注文します。
これはホッピーと同じで、焼酎の事です。
普通の飲み屋では「なか」を注文する際にはジョッキを店員に渡してジョッキに焼酎を入れてもらうのですが、このお店はなぜか、コップいれた焼酎を渡されます。
これを見た時点で、僕はサワー発祥の店というのを信じました。
この店は、ガチです。
こういう乱暴な店は間違いありません。
串焼き
串焼きは3種類注文しました。
左から、レバー、アブラ、ハラミです。
レバーは、豚の肝臓です。
アブラは、豚の頭です。
ハラミは、豚の横隔膜です。
アブラは初めて食べました。
豚の頭というと、だいたいカシラ(こめかみ)なんですが、このアブラ、ジューシーすぎです。
ぬか漬け盛り合わせ
こういうお店のぬか漬けは確実に美味しいので、メニューにあったら即注文します。
このぬか漬けは凄いです。
口に入れた直後に乳酸菌が大爆発して、口の中でテロを起こします。
絶対に注文した方がいいと思います。
レバカツ
レバカツがおすすめのお店って、たいてい満足できないレベルなんですけど、このお店のレバカツは確実でした。
「これぞレバカツ!」という勢いです。
あらかじめソースまみれです。
画像では見えませんが、レバカツの下にマヨネーズがあります。
ソースとマヨネーズ。もう駄目です。
完全に客を殺しにきています。
海老の塩焼き
「本日のおすすめ」ということで、普段はないのでしょう。
海老の塩焼きも注文してみました。
これが280円。
頭がおかしいです。
このあたりから、わりとどうでもよくなります。
山芋の千切り
山芋の千切りです。
こんなの、美味しくないわけがありません。
うずらの卵をかき乱してから醤油をかけて、ワサビをかき混ぜてすするように食べます。
なんという健康的な食生活!
ねぎとピーマン
なす焼きが残念ながら終わっていたので、ねぎとピーマンを頼みます。
これはどこで食べても安定のメニューですが、キッチリと塩加減をしてきます。
にんにく丸焼き
フィニッシュは、にんにくの丸焼きです。
これは、わかっていない店だと生焼けで、翌日の口臭が凄い事になりますが、完全にホクホクの状態で出てきました。
最高の状態に調理されたにんにくは、食べても翌日に匂いません。
これは、覚えておきましょう。
まとめ
ガッツリと飲み食いしてしまいましたが、お会計は4000円くらいでした。
「レモンサワー」「トンビ豆腐」「レバカツ」「ぬか漬け盛り合わせ」は必須ですね。
大人数での来店はほぼ無理なので、ひとりかふたりで来るのがいいでしょう。
ごちそうさまでした。
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