というわけで、「アイドルに握手会で名前や顔を覚えてもらうには」の後編です。
まずは前編を読んだほうが、この記事を楽しく読めると思います。
前編はこちらです。
握手会の前に、少しだけ頭に入れておいたほうがいいこと
身だしなみに気をつける
大げさに考える必要はありません。不潔に見えないような格好をするだけです。
お風呂に入って歯を磨いて爪を切ったり。体臭がある人は、その対策もしましょう。
誰だって、頭がフケだらけの人や、爪の間が真っ黒な人と握手をしたいと思いませんよね。
手汗が多い人は
生まれつき手汗が多い人がいます。僕もそうです。
ただでさえ多い手汗が、これから握手をするという緊張によりさらにドッと出てしまうかもしれませんよね。
どうしても不安なら事前に【フレナーラ】のような手汗専用の制汗ジェルを塗ってしまうのも手です。
アイドルに第一印象で「手がビショビショで気持ち悪い人だな」と思われたらどうしよう……なんて心配をする必要もなくなります。
盗撮や録音をしない
基本的にアイドルの握手会は撮影・録音は禁止です。
盗撮用のカメラが組み込まれたメガネやネクタイピン、腕時計など売っていますけど、ほぼ確実にバレます。
世の中には、盗撮検知器という装置があり、運営側がそれを使ってチェックしている可能性もあります。もしバレたら、最悪出入り禁止になります。
絶対に盗撮・録音はやめましょう。
また、できるだけ疑われたりするような行動も控えましょう。
シャツの胸ポケットにスマホを入れておくのもやめた方がいいです。
荷物検査があるかもしれない
以前、某国民的アイドルの握手会で、心ないファンがアイドルに刃物で切りつけるという事件がありました。
ニュースで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
それ以降、アイドルグループの運営側にはピリピリとした空気が流れています。
もちろん、善良なファンも憤慨したことでしょう。
アイドルグループによりますが、事前に荷物検査や金属探知機でのボディチェックをされる事があります。
あらぬ疑いをかけられないためにも、握手会の日には刃物やエアガン、花火などの危険物は持って行かないようにしましょう。
なにを話すか事前に考えておく
これはとても重要です。握手会で会話できる時間は、せいぜい10秒です。有名なアイドルグループになると、2秒で後ろに立っているスタッフに強引に身体を引き剥がされることもあります。
伝えたいことがあるのか、聞きたいことがあるのか。
何を伝えたいのか、何を聞きたいのか。
何度も脳内シミュレーションしておいた方がいいでしょう。
話したい事をメモしておくのもアリです。
いざ握手会!
さて、ようやく握手会本番です。
初めてのときは、本当に難しいと思います。
アイドルによって、むこうから積極的に挨拶をしてきたり、黙ってこちらの出方をうかがったりと、いろんなタイプがいます。
事前にそれがわかれば困らないんですが、こればっかりは握手してみないことにはわかりません。
とりあえず自分の名前を名乗ってみましょう。そこで事前に送ったSNSでのメッセージや手紙などの印象が強ければ、わかってもらえることがあります。また、先人の知恵で「自分の名前を書いた名札をつける」という技があります。これはアイドルによっては有効だと思いますので、やってみるのもいいかもしれません。
ただ、僕個人的には凄く格好悪い気がします。
また、名札を付けて握手会に臨むヲタクを「幼稚園系ヲタク」と揶揄する人もいます。
名乗った後に何を話したらいいかとなると、ライブ後の握手会なら、ライブの感想を伝えるのがいいですね。
ただ「よかった」だけではなく、具体的に「○○の○○がよかった」のように突っ込んだ事が言えるといいでしょう。
「お、この人はちゃんと見てるな?」と印象付けられるかもしれません。
ただし、ライブの感想でネガティブなことは言わないほうがいいです。
なにがよくなかったかを具体的に言う前にスタッフに剥がされてしまうと、変な誤解を生んでしまう可能性があります。
アイドルの好きなモノについて話すのもいいと思います。
アイドルがブログやSNSで話題に出している好きな食べ物やゲームやアニメ。
それらを話題に出すと食いつきがいいし、会話がスムーズに進む可能性が高いです。
できれば自分がそのジャンルについて周りより詳しいアピールができると印象に残りやすいのではないでしょうか。
ただし、知ったかぶりやウソはいけません。バレると最悪の結果になります。
自分から勝手に剥がれるな!
握手会では、いわゆる「剥がし役」と呼ばれる人が背後に立っています。
制限時間になると、その人に「時間です」と言われたり、肩を叩かれたりします。
握手会初心者にありがちなんですが、剥がし役から何も言われていないのに自分から勝手に握手会を終了してしまうのは、本当にもったいないです。
何を話していいのかわからなくても、絶対に自分から剥がれないようにしましょう。
ヲタクには、握手券の値段分をキッチリ楽しむ権利があります。
慣れてくると、剥がし役に肩を叩かれても気にせずアイドルを会話を続けられるようになります。
どんなに粘っても、最終的に剥がし役に強引に身体を押されて中断されます。
アイドルにドン引きされない、運営に迷惑をかけない、そのギリギリのタイミングを見極められるようになれば一人前です。
(もちろん勝手に剥がれてくれるヲタクが沢山いた方が、アイドルも運営も楽です)
基本的には回数が重要
ここまで書いておいてアレなんですが、初めての握手会で納得のいく結果を出せることはほぼありません(笑)
アイドルを目の前にしたら、緊張して頭が真っ白になるのがあたりまえです。
事前にシャドーボクシングのように何度もシミュレーションしていようが、関係ありません。
誰でも同じです。こればかりは場数を踏むしかありません……。
何度も通って、認知をもらうのが正攻法ですね。
握手会で初めて「ああー! あの人!」みたいな反応をされる瞬間は、すっごく嬉しいですよ!
最後に少しだけ
コスプレについて
アイドルの好きなキャラクターのコスプレをして握手会に臨むという上級技もありますが、僕はオススメしません。コスプレをやめたときに認知が切れたら悲しいですよね。
またコスプレというのは、そのクオリティがピンキリなので、いざコスプレしてみたけど自分と同じコスプレで自分よりも超絶クオリティの人がいると、その場から逃げ出したくなるくらい恥ずかしいと思います。
アイドルからしてみたら、いちばんクオリティの高いコスプレの人の印象が強くなりますし、相当自信がある場合じゃなかったらやめておいたほうがいいかと思います。
もちろん自信があるならオススメです!
「応援してます」「頑張ってください」だけでは駄目
何度も通っても、毎回「応援してます」「頑張ってください」だけでは、覚えてもらうのはかなり難しいかもしれません。
人それぞれ、うまく自分らしさをアピールできるように工夫しましょう。
ただし、前編でも書きましたが悪目立ちをして覚えてもらおうというのは、とても愚かな行為です。
長々と書いてきましたが、参考になったでしょうか?
せっかくアイドルを応援するなら、アイドルに顔や名前を覚えてもらった方が絶対に楽しいですよ!
他にも何か思い出したら追加していきます。
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