ラーメン二郎は怖くない! 基本的なコールとルールとマナーを覚えて食べに行こう!

グルメ

「ラーメン二郎」という、豪快な盛りで有名なラーメン屋があるのをご存知でしょうか。
文字通り「山盛り」で提供されるそのラーメンは、見た目のインパクトももちろん、味のインパクトも強烈です。

また、注文時にいろんな具材の量を自分で決められるのですが、これが初心者にはよくわからず呪文を唱えているようにしか聞こえないという問題があり、敬遠してしまう人も多いようです。

確かに初めて入ったラーメン屋で隣のお客さんが「ニンニク入れますか?」と店員に聞かれて「ニンニクヤサイアブラマシマシ」や「ニンニクマシマシヤサイマシカラメ」などと答えてから、いきなり自分に「ニンニク入れますか?」と聞かれたら戸惑ってしまうのは当たり前ですね。

そんなラーメン二郎ですが、あの旨味が凝縮された完成された一杯を「怖そうだから」という理由で敬遠するのはもったいないです。
ここでは初心者でもスムーズにラーメン二郎を楽しめる基本的なルールやマナー、コールの仕方を解説しようと思います。
これを読んでから二郎に行けば、少なくともお店でトラブルになったり恥をかいたりする事はないはずです。


スポンサーリンク

なぜラーメン二郎は怖いと思われるのか

どうしてラーメン二郎は怖いと思われているのでしょうか。
それは確実にインターネット上のコピペが原因です。

食べるのが遅いと怒られる
喋っていると怒られる
食べ残しは重罪
隣の客が早食い勝負を挑んでくる


このあたりを面白おかしく改変したコピペが出回っていて、それを真に受けた人がラーメン二郎を敬遠してしまうのだと思います。
ちなみに、隣の客に早食い勝負を挑まれる事は絶対にないので安心してください(笑)

ラーメン二郎に行ってみよう

まずはラーメン二郎に行ってみましょう。
行動に移す事が大事です。

列の並び方

ラーメン二郎に行くと、行列ができていると思います。ここは普通に最後尾に並べば問題ありませんが注意事項があります。
ラーメン二郎は僕の知る限り、全店舗が食券制です。
お店によって、普通に並んで店内に入ってから食券を買うパターンと、店内に入って食券を買ってから店の外の列に並ぶパターンがあります。
ここは、自分の前に並んでいる人の様子を見て、それに従いましょう。
お店によっては「食券を買ってから並んで下さい」と書かれている場合もあります。
また、どのように列を作ってくれと地図が貼っている店もあります。

並んでいる途中で店員に声をかけられた場合

ラーメン二郎では、ある程度の人数分の麺をまとめて茹でて提供します。
これは「ロット」と呼ばれるのですが、お店側もまとめて茹でる麺の量を把握したいので、並んでいるお客さんに麺の量を聞いてくる事があります。
ここで聞かれるパターンはだいたい2通りです。

「食券を見せてください」

「食券を見せてください」と言われたら、単純に食券を見せればいいです。
ラーメン二郎の麺は極太なので茹でるのに時間がかかります。そして「大ラーメン」は、極端に麺の量が多いので、
1ロットに大ラーメンがあると、その分茹でる麺の量を増やさないといけません。
単純にそれを店員が確認しているだけです。

「麺の量教えてください」「大か小を教えてください」

店舗によっては「麺の量教えてください」「大か小を教えてくださいと聞いてくる場合があります。
ここがまず最初に、ラーメン二郎初心者がつまずきやすいポイントです。

「ラーメン」は「小」で、「大ラーメン」は「大」です。

「普通」と答えると店員はほぼ確実に聞き返してきます。


ただの「ラーメン」「ブタ入りラーメン」「ブタWラーメン」等の、頭に「大」がついてないラーメンは「小」です。
これは重要なので絶対に覚えてください。

また、これも重要なのですが、少食で大食いに自信がない人はこの時点でそれを店員に言わなくてはいけません。
麺の量を聞かれたら「麺少なめ」「麺の量半分」とハッキリと言いましょう。

このタイミングを逃した後で「麺少なめでお願いします」と言っても、麺は茹でられているので無理ですし、店員も困ってしまいます。
ちなみに「麺1/3」という注文も大丈夫です。

麺の固さもこの時点で伝える

もし、固めの麺や柔らかめの麺を食べたいなら、この時点で同時に伝えます。

例1:「小です。麺少なめでお願いします」
例2:「小です。麺半分の柔らかめでお願いします」


お店が空いている時間帯は、並んでいる時に麺の量を聞かれない事もあります。
その場合は、カウンターに食券を置く際に、麺の量と固さを伝えましょう。

ここまでは大丈夫ですか?
とにかく、オドオドとしないで堂々とする事、発声は大きくハッキリと。

コールのフライングだけは絶対にしない!

ラーメン二郎でいちばん恥ずかしい行為が、コールのフライングです。
コールとは、例の「ニンニクヤサイマシマシ」とかの呪文です。

「食券を見せてください」「大か小か教えてください」と聞かれた時に、「小でニンニクヤサイアブラで」などと答えてしまうお客さんが本当に多くいます。
そして店員に「トッピングは後で伺いますね~」と軽くあしらわれて、恥ずかしい思いをする事になります……。
もしかしたら、周りのお客さんがニヤニヤしたり、twitterに「さっきコールフライングする客いたw」などとツイートされてしまうかもしれません。

フライングの何が問題なのかというと、やってしまった時点で「ラーメン二郎に来た事がない」というのが店内の全員にわかってしまうんですね。
そして、来た事がないのに知ったかぶりをしているのがバレるという、二重で恥ずかしい状況に陥ります。

これだけは本当に注意してください。
コールのフライングをするお客さんを何人も見てきましたが、ほとんどの人がその時点で意気消沈して死んだような顔になってしまいます。

ここまでは大丈夫ですか?
コールのフライングだけはしない!

席に座る前にも確認を

これはお店によって全然違うのですが、食べ終わったお客さんが去った後の席に勝手に座っていいお店と、案内されるまで座れないお店があります。
また、お店の混雑具合によっても変わってくるので、常に気を配ってください。
特に初めていくお店の場合は「こちらの席どうぞ」と店員に言われるまでは様子を見るくらいでいいと思います。

せっかくここまでうまくやってきたのに、「案内するまで待っててください」なんて店員に言われてしまったら、コールのフライングほどではありませんが恥ずかしい事になります。

ここまでは大丈夫ですか?
席に座る前にも様子を見る

水とレンゲは着席前に取る

これもお店によって違うのですが、もしウォーターサーバーがある店なら、着席する前にコップに汲みましょう。
ウォーターサーバーの近くにレンゲがあったら、着席する前に持っていきましょう。

僕にはいまだに理由がわからないのですが、ラーメン二郎では一度着席してから食べ終わるまでに席を立つ事をタブー視する風潮があります。
なので、座ったあとに水を取りに行くだけで初心者扱いされるくらいなら、面倒くさくてもそうした方がいいでしょう。

レンゲがカウンターに置いてあったり、水がテーブルに置いてあるお店もあります。
さらには、レンゲ自体がないお店もあります。
というよりも、レンゲがあるお店の方が少ないです。

ここまでは大丈夫ですか?
着席したら食べ終わるまで立たないような動きをする

ラーメン二郎の最難関「コール」を徹底解説

着席したら、ひたすら待ちます。
例の呪文「コール」を唱える時が近づいてきました。
この時にスマホを見ていたり本を読んでいると、対応できない可能性があるので極力控えましょう。

店員が茹で上がった麺の湯切りを開始したら、全神経を店員に集中しましょう。

いよいよ、店員がトッピングを聞いてきます!

これも厄介な事にお店によって違うのですが、店員が聞いてくるパターンが数種類あります。
全て同じ意味なので、怖気づいたりしないようにしましょう。

「ニンニク、入れますか?」

店員が、こう聞いてきます。

「そちらの方?」
「はい?」
「どうしますか?」
「ラーメンいってみましょうか」


お店によっては、こういう聞き方をしてきます。
絶対にオドオドしないように!

トッピングのコールの種類

ラーメン二郎のトッピングは基本的に4種類です。
まずはこれを覚えましょう。

ニンニク

細かく刻んだ生ニンニクです。
ラーメン二郎を味わうなら、ニンニクは必須だと思います。
商談やデートを控えているなら仕方ないかもしれませんが、そんな状態でラーメン二郎に来るなと言いたくなるほど、二郎のラーメンとニンニクの相性は抜群です。
特に初めてラーメン二郎を食べるなら、絶対にニンニクを入れてもいいコンディションで臨みましょう。

ヤサイ

茹でたモヤシとキャベツです。
お店によって比率が違いますが、ほとんどモヤシです。
何も言わなくても山盛りで出てきますが、ヤサイをコールする事によってさらに増量されて、笑っちゃうくらいのヤサイの山になります。

アブラ

ただでさえ脂分が多いラーメンに、さらに背脂を増量します。
ヤサイの上から背脂をかけてくれるので、ヤサイがテッカテカになります。
ラーメン二郎に来た時点でダイエットもなにもないので、ニンニクに次いでおすすめのトッピングです。

カラメ

ラーメンスープのカエシを追加します。
ラーメン二郎のスープは普通でも濃いので必要ない気もしますが、ヤサイを増量するとスープが薄まるので、ヤサイとセットでコールするお客さんが多いようです。
なお、ほとんどのお店ではテーブルにカエシが備えつけてあるので、もし味が薄いと感じたらあとから足せばいいので最初からカラメコールはしなくてもいいかもしれません。

ここまでは大丈夫ですか?
トッピングは4種類ある

トッピングのコールの量

トッピングは4種類ですが、それぞれのトッピングの量を指定する事もできます。

マシ・多め

トッピングをさらに多めにする時、トッピングの語尾に足します。

例1:「ニンニクマシ」
例2:「ヤサイ多め」

マシマシ・かなり多め

トッピングの量をかなり多めにする時、語尾に足します。

例1:「ニンニクマシマシ」
例2:「アブラかなり多め」

チョモランマ

トッピングの量を限界まで増やす時、語尾に足します。

例:「ニンニクチョモランマ」

ただし、チョモランマは対応しているお店が少ないので、初めて行くお店では避けた方が無難です。
「ヤサイチョモランマで」「はぁ?」となるかもしれませんので。

ここまでは大丈夫ですか?
トッピングの量を増やすには「マシ」「マシマシ」「チョモランマ」

コールの実践編

それでは、実際に店員に「ニンニク、入れますか?」と聞かれてからのコールを色んなパターンで練習してみましょう。

ニンニクだけ入れたい場合

「ニンニクで」「ニンニク入れてください」が無難です。
この場合も「普通で」は避けた方がいいでしょう。

ニンニクを入れたくない場合

ニンニクを入れたくない場合は、「ニンニク抜き」「ニンニクは入れないでください」あたりが無難です。
「ニンニク無し」と言うと、聞き間違えで「ニンニクマシ」が出てきてしまう危険があります。

ヤサイとアブラだけ足したい場合

「ヤサイアブラ」で大丈夫です。
「ニンニク、入れますか?」と聞かれても「ヤサイアブラ」と答えれば、ニンニクは入りません。

わかりやすく伝える工夫

例えば「ニンニクヤサイアブラマシマシ」と言うと、どんなラーメンが出てくると思いますか?
これは、人によって捉え方が違ってくると思います。

1「ニンニクとヤサイとアブラがそれぞれマシマシ」
2「ニンニクとヤサイが追加され、アブラだけがマシマシ」

どっちなんだろう?
そういう不安がありますよね。
そういうときは、トッピングの順番を変えればいいです。

もし2のトッピングを求めているのなら
「アブラマシマシとニンニクヤサイ」と言えばいいのです。

ここまでは大丈夫ですか?
コールは自分なりに工夫すれば伝わる

あとは食べるだけ!

コールを終えたら、自分好みのラーメンが出てきます。
初心者のほとんどの方が、ビジュアル的に衝撃を受けると思います。

img_6604
どうやって、こんなラーメンを食べるのか?
大丈夫です。ちゃんと食べられます。

天地返し

上に乗っているヤサイから食べていると、どんどん麺がスープを吸って量が増えていくので、どうにかしてヤサイと麺の位置を入れ替えます。
これを「天地返し」といいます。
この体制になればこっちのものです。
ワシワシと麺を頬張りましょう。

img_6605
天地返しをしたら、ひたすら食べるだけです。
途中で休んだりトイレに行こうとすると、それだけで満腹中枢が刺激されて、食べきれずに残すハメになります。
激辛カレーを食べる時も、途中で水を飲むのは駄目だと言いますよね。
おそらくあれと同じなんだと思います。

僕の経験上、ブタ(チャーシューのようでチャーシューでない肉の塊)を最初に食べた方がいいです。
ブタを後のお楽しみにとっておくと、だいたい撃沈して「すみません、残してしまいました」と謝罪しながら退店することになります。
なお、コールも天地返しも無事にできたなら、もうラーメン二郎初心者だとは思われないので安心してください。

もう大丈夫ですね?
ラーメン二郎を堪能して下さい!

初めてのラーメン二郎はどこがおすすめか

ここまで読めば、ラーメン二郎の予行演習がバッチリと言いたいところですが、お店によってはどうしても初心者は厳しいところもあるので、初心者におすすめのお店を紹介します。

三田本店
新宿歌舞伎町店
新宿小滝橋通り店
新橋店
池袋店



この5店は、コールのフライングをしてしまうお客さんも毎日いますし、店員の対応も比較的優しいです。
三田本店は「ラーメン二郎の始祖」がやっているにも関わらず、わりとマッタリな雰囲気です。

また、よほどの事情がない限りは、三田本店でラーメン二郎童貞(処女)を喪失する事をおすすめします。
やっぱり、ラーメン二郎とはなんなのかを知るには最適ですし、これが二郎だという貫禄もあります。
もし将来、ラーメン二郎ヲタク界隈で名を上げたくなった時に、最初の二郎が三田本店だというだけで、周囲に強烈なマウンティング効果があるのではないでしょうか。


初めてのラーメン二郎でおすすめできない店

ここまでラーメン二郎の初心者に向けて頑張って書いてきましたが、そういうのがまったく通用しないお店もあります。

相模大野店

お店のサイトを見るだけで一発でわかるんですが、ややこしいです。心理障壁が高いです。
何の前知識もなしでこのお店に行ったら、トラブルを起こす事必至だと思います……。
もちろんこの記事を読めば大丈夫ですが、最初に行くのはプレッシャーがキツすぎるでしょう。
ラーメン二郎の中でも味は上位だと思うので、二郎に慣れて経験値を積んでから行く事をおすすめします。

「マシ」「マシマシ」「麺の固さ」が指定できないお店

相模大野店を筆頭に、「マシ」「マシマシ」や「麺の固さ」が指定できないお店もあります。
このあたりはネット上で調べたり、列に並んでいる常連に聞いた方がいいかもしれません。

まとめ

これで、ラーメン二郎についての解説は終わりです。
ラーメン二郎に行きたいけど怖くて行けないという人の参考になれば幸いです。

そうそう。
ラーメン二郎に通うと、旅先でこういう看板を見るだけで「あっ、二郎だ!」と思うようになります。
病気ですね……。

img_7520


スポンサーリンク

Posted by kukoshakaku