2016年12月16日、ついに「マリオラン」がリリースされました。
まずはiPhone版とiPad版。
後日Android版もリリースされるようです。
僕は課金しない状態で、iPadでちょろっと遊んでみましたが、なかなか考えられているゲーム性だと思いました。
ちょっとそのへんについて触れてみたいと思います。
マリオランは画面タップだけで遊べる「ほぼ」強制右スクロールゲーム
マリオランを遊んでみるとわかりますが、操作は画面のタップのみです。
右スクロールなので、左手で操作した方がいいかなと思いましたが、画面のどこをタップしても反応してくれるので利き手で画面の下をタップすればよさそうです。
で、画面をタップすると何ができるのかというと、ジャンプです。
従来のスーパーマリオシリーズとは違い、走っていて目の前の敵に触れてもミスにはならずに「よっこらしょ」という感じで乗り越えてくれます。ノコノコなんかは、上手くジャンプして上に乗ると、そのまま甲羅を蹴飛ばします。
先のステージに進むと、トゲゾーなんかが出てくるのか?
そして、トゲゾーも普通に乗り越えてくれるのか?
等と気になってしまいます。
ジャンプだけだと単調な気がしますが、タップだけで壁にしがみついたり三角飛びといったアクションもできます。
「ほぼ」強制右スクロールのゲーム性との相性がいいと思いました。
無料で遊べるのはワールド1-3まで
この「マリオラン」ですが、無料で遊べるのはワールド1-3までです。
1-3をクリアして1-4をプレイしようとするとこのような画面が表示されます。
なお「1-4 おためし(20秒)」というのを選んでも、たぶんどうやっても時間が間に合いません(笑)
そして、これ以降のワールドをプレイするには、1200円を課金する必要があります。
これがネット上では賛否両論のようです。
「マリオラン」1200円課金に対する様々な意見
とりあえず、現在では当たり前になってしまいましたが、本来「課金する」というのは、コンテンツを提供する側が使う言葉で、我々ユーザーは「課金される」「課金に応じる」立場だという事は、このどうでもいいような記事を読んでくださった人は覚えて帰ってくれるといいなあと思います。
とはいえ、僕も普通に「課金する」って使ってますけどね。
「1200円は高い」派の意見
「1200円は高い」派の意見としては、
「結局課金しないと楽しめない」
「オートだらけで自由がない」
「1200円は高すぎる」
「1-4以降は課金しないと遊べないとか酷すぎる」
「課金がなければ嬉しかった」
「は? 金かよ結局」
概ね、こんなところのようです。
「1200円は妥当」派の意見
「1200円は妥当」派の意見としては、
「まさかスマホでマリオが遊べる時代が来るとは」
「感無量です」
「なんで今までスマホアプリになってなかったのか不思議なくらい」
「これは立派なマリオシリーズ」
「まだ1200円の価値があるか不明だが面白い」
「1200円で買い切りならアリ」
概ね、こんなところのようです。
世代による「ゲーム」に対する認識の違い
僕が子供の頃には「ゲーム」というとファミコン全盛期で、リビングのテレビを占領して遊ぶような趣味でした。
恐らくファミコンのやり過ぎで父親に怒られて、ファミコン本体を投げて壁に叩きつけられた記憶のある人も多いのではないでしょうか。
しかし、叩きつけられて半分中身が見えている状態でも、普通に起動したんですけどね……(笑)
当時のファミコンのゲームの値段は、約5000円前後でした。
それに対したら「マリオラン」の1200円は破格の安さだと思います。
しかしながら、今のスマホゲームで1200円するようなゲームは、なかなかありません。
「ゲーム」といえばスマホを連想するような世代だと、どうしても「高すぎる!」「無料じゃないとかクソ」と思ってしまうのも無理はない気がします。
「マリオラン」は体験版がある1200円のゲーム
家庭用据え置きゲーム機のゲームにはたいてい、いわゆる「デモ」「体験版」といった無料でダウンロードして試遊できる機能があります。
「マリオラン」の1-3までしか遊べない事を怒る人が見たら、遊べる時間が短すぎて怒りが頂点に達して全身の穴から血を噴き出して死ぬような体験版もたくさんあります。
「ゲーム」の出身畑が違う人たちが勝手にボロクソに叩き合っているだけなのではないでしょうか。
「マリオラン」は体験版がある1200円のゲーム。
そう考えればいいと思います。
ただ、個人的には一気に1200円払うプランとは別に、1ワールドずつ小刻みに払うプランがあってもいいかなあと思いました。
(もちろん、一気に1200円払ったほうが安くなるような価格設定で)
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