鏡餅の意味と鏡開きの日

>みなさんの家に飾っている鏡餅は本格的なタイプですか?
子どものころは、近所のお金持ちの家や商店街なんかに飾ってある大きな鏡餅が気になってしかたありませんでした。
ちなみにボクの家は毎年、真空パックでした(笑)
なので、鏡開きの日になったらあまり深く考えずに食べていましたね。

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そもそも鏡餅ってなに?

日本は古代から円形の鏡を神聖なものとして扱ってきました。
歴史の授業でも、銅鏡なんかが出てきましたよね。
つまりあの形をしているから「鏡餅」というんですね。
鏡餅のことを「お供え」とも呼びますね。
ですから、神様への供物なんです。
さらに縁起がいいことが重なるようにとの意味をこめて、ふたつ重なっているようです。
上にミカンが乗っているのも、本来は橙「だいだい」で、家が代々栄えますようにという意味だそうです。おせち料理にも、縁起がいい言葉がたくさんちりばめられていますよね。

鏡開きはいつ?

お供えしていた鏡餅を食べる行事が鏡開きです。
一般的には1月11日に食べるようですが、15日や20日という地域もあるそうです。

そして恥ずかしいことに、ボクは最近まで知らなかったんですけど、鏡餅は「切腹」を連想させることから、刃物を使ってはいけないんだそうです。
なんでも木槌で割るのが正しい方法だとか。
真空パックの鏡餅が多い現在、そもそも木槌で割ろうという考えが生まれないかもしれませんね。

おわりに

そんな鏡開きですが、ボクが今年お供えしている鏡餅を見てビックリしました。
なんと、鏡餅の形をしたプラスチックのカバーの中に、パックの切り餅がたくさん入っているだけです。
いまは、こんなタイプもあるんですね……。
これはさすがに味気ないです。

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