初めて入る中華料理屋のレベルを知りたいなら、まずタンメンを注文しろ!

大衆向けの中華料理屋って、いいですよね。
安くて美味しい中華料理屋を見つけると、それだけで人生を得した気分になります。

しかし、お店によっては餃子は美味しいのに麺系が不味かったりと偏りがある事もしばしば。
最初に頼んだメニューが不味くて二度と行かないと思った店が、実は他のメニューがとても美味しかったりしたら、たまったものではありません。

そこで、大衆向けの中華料理屋の良し悪しをほぼ一発で判別できる料理はないものかと試行錯誤した結果、あるメニューにたどり着きました。

そのメニューは「タンメン」です!

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そもそもタンメンとは

タンメンの定義とは、なんでしょうか。
それは、「野菜や豚肉を炒めたものを具材として麺に乗せるラーメン」で間違いないでしょう。

野菜には、モヤシ、ニンジン、ニラ、キャベツ、キクラゲを使うのが典型的なタンメンだと思います。
お店によっては、タマネギが入ることもあります。
また、豚肉だけでなく、イカやタコなどのシーフードを具材にするお店もありますね。

炒めた具材がたっぷりと乗った状態で提供されるタンメンは、炒めた油の香りがプーンとしている上、表面は油でコーティングされるのでスープがなかなか冷めずに、最後まで熱々の状態で食べられるというメリットがあります。
食べ慣れていない人だと、一気にかきこんで食べてしまい、舌や口を火傷する事もよくあります。

たぶん、今までタンメンを食べた事がない人も多いのではないでしょうか。
聞くところによると、タンメンは関東の中華料理屋さんにしかないようで、関西や北海道の人はタンメン自体を知らない事も多いそうです。

タンメンの美味しさを知らない人、本当にかわいそうです。

なぜタンメンを注文すれば中華料理屋を判断できるのか

話がかなり横道にそれてしまいました。
どうしてタンメンを注文すれば、その中華料理屋の良し悪しが判断できるのかという理由です。

「タンメン」という料理は乱暴に言ってしまえば「塩ラーメン」と「肉野菜炒め」に分解できます。

ラーメンも肉野菜炒めも、中華料理屋といえば、ド定番のメニューです。
塩ラーメンは、ラーメンの中でも最もごまかしがきかない味です。
醤油ラーメンと味噌ラーメン、特に味噌ラーメンはとにかくごまかしがきくメニューだと思います。

肉野菜炒めも、ごまかしがきかないメニューです。
シャキシャキさが求められます。

ここで、普通のラーメンを注文しても、ラーメンの味しか判別できません。
そして、担々麺なんかを頼んでしまったら、辛いだけで美味しいと錯覚してしまう可能性があります。
レバニラ炒めを注文すると、レバーのデキが気になってしまい、野菜のシャキシャキさまで気がいかない可能性があります。

そこで、タンメンなんですよ。
ただ1品、タンメンを注文するだけで、麺やスープ、肉や野菜の炒め方まで一度に判定できるんです!
凄いと思いませんか!?

ちなみに餃子やチャーハンなどの、いわゆる「焼き」の技術に関してですが、餃子に関してはほとんどの大衆向けのお店には餃子を焼く専用の機械があるので、あまり参考になりません。

僕はむしろ、餃子は中華料理屋よりも、餃子専門店で食べる方が圧倒的にいいと思っています。

チャーハンは、完全にそのお店によると思います。
ただ、炒め物が美味しいお店のチャーハンって、だいたい美味しいですよね。

まとめ

大衆向けの中華料理屋では、とりあえずタンメンを頼めばいいという持論を展開してみました。
ぜひ、皆さんにも試してみて欲しいです。
美味しい大衆向けの中華料理屋さんを見つけたら、コメントいただけると嬉しいです。

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